野生のハヤブサから鳥インフル 今シーズン初
環境省は29日、神奈川県伊勢原市で回収された野生のハヤブサ1羽から高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出されたと発表しました。野鳥での確認は今シーズン初めてです。
環境省によりますと、伊勢原市で今月25日、衰弱した野生のハヤブサ1羽が回収され、その後、死亡しました。その後、国立環境研究所で遺伝子検査を行ったところ、高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出されたということです。
野鳥で高病原性鳥インフルエンザウイルスへの感染が確認されたのは、今シーズン初めてです。
これを受け、環境省は全国の野鳥に対する監視レベルを1段階引き上げ、ウイルス保有状況の調査を強化しています。