輪島市内の倒壊ビルから住民3人救助、1人が意識不明…自衛隊が1000人体制で救助活動
石川県からの災害派遣要請を受け、自衛隊は、およそ1000人体制で救助活動などに臨んでいます。これまでに、輪島市内の倒壊したビルから住民3人を救助しましたが、1人が意識不明ということです。
防衛省によりますと、輪島分屯基地の隊員が、基地付近で倒壊した3階建てビルで取り残された住民4人のうち、午前3時までに3人を救助しましたが、1人が意識不明、2人の容体は確認中ということです。
輪島市内の病院からは、人工透析を必要とする患者4人および医師や看護師など6人の小松基地への輸送を行いました。
また、災害救援物資をのせた護衛艦が能登半島近くの海域に向かったということです。
防衛省は、中部方面隊を中心におよそ8500人を待機させていて、今後必要に応じて、増強するとしています。