米軍の無人偵察機、一時的配備へ 関係者が鹿屋航空基地入り 鹿児島
鹿児島県鹿屋市の海上自衛隊・鹿屋航空基地に計画されているアメリカ軍の無人偵察機の一時的な配備について、軍の関係者が準備のために基地に入りました。
3日午後、アメリカ軍の関係者らを乗せたバスが、鹿児島県鹿屋市の海上自衛隊鹿屋航空基地に入りました。
防衛省などによりますと、3日から順次現地入りし、最大でおよそ20人が滞在する予定で、資材の搬入や設置など、一時配備の準備を行うということです。
アメリカ軍の準備部隊が鹿屋市に入るのは2回目で、前回は資材の搬入のための準備や、宿泊するホテルの調整などを行いました。
日米両政府は、東シナ海などで活動を活発化させる中国を念頭に、鹿屋基地にアメリカ軍の無人偵察機「MQ9」8機を、早ければ来月から1年間配備する計画です。
これに伴いアメリカ兵が最大で200人、鹿屋市内のホテルに滞在する見込みです。