道頓堀に投げ込まれ“生還”…「カーネル人形」を供養 お供え物は“アレ”
1985年、阪神タイガース優勝時に道頓堀に投げ込まれたカーネル・サンダース人形。老朽化を理由に供養され、最後には“アレ”が供えられました。
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笑顔で供養されるカーネル・サンダース人形。今月、その役目を終えました。
一躍、有名になったこのカーネルおじさん。1985年、阪神優勝の歓喜に沸く大阪・道頓堀で阪神ファンに胴上げされ、道頓堀川に投げ込まれると行方不明になったのです。
その24年後の2009年…
記者(2009年)
「下半身が出てきました、下半身が出てきたようです」
「今、上半身と下半身が再び! 戻りました」
川底から引き揚げられたカーネルおじさん。持ち主の元へ帰りました。
大阪市 平松邦夫市長(当時)
「最初にこのニュースを聞いた時の感想は?」
日本ケンタッキー・フライド・チキン 渡辺正夫社長(当時)
「最初は半信半疑だった」
大阪市 平松邦夫市長(当時)
「“阪神”半疑」
「おかえり! カーネル」の愛称で親しまれ、去年は阪神の“アレ”を再び見届けました。
しかし、老朽化を理由に保管が難しくなったため今月8日、供養されました。人形納めが実施され、告げられた感謝とさよなら。お供え物は、オリジナルチキンだったということです。