鳥取市佐治町 土砂崩れで約1000人が孤立状態
鳥取市に出されていた大雨特別警報は、大雨警報に切り替えられましたが、引き続き土砂災害などに厳重な警戒が必要です。
鳥取市に出されていた大雨特別警報は15日の午後11時すぎ、大雨警報に切り替えられました。しかし、鳥取県によりますと、鳥取市佐治町では、土砂崩れにより11の集落のおよそ1000人が孤立状態で、解消のめどはたっていないということです。また、鳥取市などでは合わせて400人以上が避難所に身を寄せていました。
避難した人「鳥取市を(台風が)直撃するということで、避難しないといけないと思った」
鳥取市佐治町の15日午後11時までの24時間降水量は515ミリとなり、8月の平年降水量のおよそ3倍にあたる記録的な大雨となっています。
気象庁は引き続き、土砂災害、浸水害、河川の増水や氾濫に警戒をするよう呼びかけています。