週末は本州の南を前線を伴った低気圧が発達しながら通過します。このため西から天気は下り坂で、16日（日）は広い範囲で雨や風が強まり、荒れた天気となりそうです。

■土曜日は西から雨の範囲拡大

14日（金）は広く晴れて、春本番の陽気が続きますが、15日（土）は西から前線を伴った低気圧が近づきます。このため、西から天気は下り坂で、九州では朝から雨の降り出す所が多いでしょう。午後になると雨の範囲がさらに拡大し、夜には近畿や東海でも雨が降り出す見込みです。関東も夜遅くには一部で雨が降り出す見込みで、お帰りが遅くなる方は念のため雨具があると安心です。

■日曜日は冷たい雨…山沿いでは雪の降る所も

16日（日）には、この低気圧がさらに発達しながら本州南岸を通過する見通しです。広い範囲で本降りの雨となり、局地的には雷を伴って雨の降り方が強まるでしょう。沿岸部を中心に風も強まりますので、横殴りの雨になる所もありそうです。

関東では、昼間も気温があまり上がらず“冷たい雨”となりそうです。風も強く、体感温度は気温の数字以上に低く感じられるでしょう。また、山沿いでは雪になる所もありますので、峠道など山間部を車で通行する方は最新の気象情報を確認し、冬用タイヤの装着を心がけてください。