朝は冷え込み日中は汗ばむ陽気…一日の気温差“20℃以上”の所も
21日(金)は、朝は放射冷却が強まり、冷え込んだ所が多かったものの、日中は気温が上がり、西日本では25℃以上の夏日となった所もありました。本州内陸部や北海道では朝と日中の寒暖差が大きく、気温差が20℃以上になった所もあります。
20日(木)夜から21日朝にかけても晴れたため、21日朝は放射冷却が強まり、所々で今シーズンもっとも低い最低気温を記録するなど、各地で冷え込みが強まりました。
一方、日中は東北から九州の広い範囲で日差しが出て気温が上昇し、最高気温は、鹿児島で27.7℃、福岡で26.1℃、鳥取で25.1℃、兵庫県の豊岡で25.3℃など、九州から近畿にかけての所々で25℃以上の夏日になったほか、全国的にも最高気温は平年を上回った所が多く、広く過ごしやすい陽気となりました。
朝、冷え込みが強まった所でも日中は気温が上がったため、特に本州内陸部や北海道などで、朝と日中の寒暖差が非常に大きくなりました。
長野県の菅平では、朝の最低気温が-3.1℃で、日中の最高気温は18.0℃。
そのほか、最低気温 最高気温
島根・瑞穂 2.8℃ 23.3℃
鹿児島・さつま町柏原 8.3℃ 28.3℃
熊本・南小国 4.4℃ 25.3℃
広島・北広島町大朝 1.8℃ 22.9℃
長野・立科 0.5℃ 21.4℃
北海道・池田 -0.2℃ 20.7℃
福島・南会津町田島 -1.0℃ 19.5℃など
大きいところでは、朝と日中の気温差が20℃以上になりました。
22日(土)は、21日朝ほどは冷え込まない見込みですが、それでも朝晩と日中の気温差が大きくなります。
いわゆる寒暖差疲労など、様々な体調不良を起こしやすい気象条件が続きますので、栄養バランスのとれた食事や十分な睡眠時間など、日常の健康管理に注意をしてください。