「声あげなくてもよい社会を」元自衛官・五ノ井さん、元同僚の有罪判決受けて記者会見
元自衛官の五ノ井里奈さんへの性暴力について争われた裁判で、12日に元同僚の被告3人に有罪判決が言い渡されたことを受け、五ノ井さんは会見を開き、「声をあげなくてもよい社会になってほしい」と訴えました。
五ノ井さんは13日、日本外国特派員協会で行われた記者会見で判決について「自分の訴えてきたことが全面的に裁判所で認められて、報われたという思い」と述べた上で、性暴力について、「笑いをとるためでは許されない。行為は犯罪だと伝えることができた」と強調しました。
また、同じように声を上げる人に対して、「闘うということは命を削っているのと同じこと。自分が真実だと思うことをしっかり貫いてがんばってほしい」とし、「いつか声をあげなくてもいい社会になって欲しい」と訴えました。
福島地裁は12日、五ノ井さんへの強制わいせつ罪に問われた元同僚の被告三人に懲役2年、執行猶予4年の有罪判決を言い渡していました。
五ノ井さんは13日、日本外国特派員協会で行われた記者会見で判決について「自分の訴えてきたことが全面的に裁判所で認められて、報われたという思い」と述べた上で、性暴力について、「笑いをとるためでは許されない。行為は犯罪だと伝えることができた」と強調しました。
また、同じように声を上げる人に対して、「闘うということは命を削っているのと同じこと。自分が真実だと思うことをしっかり貫いてがんばってほしい」とし、「いつか声をあげなくてもいい社会になって欲しい」と訴えました。
福島地裁は12日、五ノ井さんへの強制わいせつ罪に問われた元同僚の被告三人に懲役2年、執行猶予4年の有罪判決を言い渡していました。