世界の海上保安機関のトップが集結 中国海警局も参加
世界の海上保安機関のトップが集まり連携強化を図るための方策を話し合う会合が始まりました。南シナ海などで海洋進出を強める中国も出席しています。
岸田首相「海洋保安分野における各国のリーダーが集まり、対話を通じて共通の価値・価値感を分かち合う重要な機会であると思う」
30日から日本の海上保安庁と日本財団が主催する「世界海上保安機関長官級会合」が始まり、およそ100の国や地域の海上保安機関のトップが出席しています。
南シナ海などで海洋進出を強める中国海警局や戦闘が続くウクライナが参加する一方、ロシアは参加していません。
会合では海上保安機関の人材育成や犯罪捜査に関わる情報共有について、国際的連携をどのように強化していくかなどを話し合います。斉藤国土交通相は「会合を新たな対話と協力の場として活用してほしい」と強調しています。