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熱海土石流災害 崩落現場に残った“盛り土”めぐり土地の前の所有者に措置命令

2022年6月1日 13:55
熱海土石流災害 崩落現場に残った“盛り土”めぐり土地の前の所有者に措置命令

静岡県熱海市の土石流災害で崩落現場に残った土砂について、熱海市は、土地の前の所有者に対し、安全対策を命じる措置命令を出していたことがわかりました。

去年7月の土石流で、崩落した盛り土には今も2万立方メートルほどの土砂が残っていると推計されています。

熱海市は、残った土砂が再び崩落する可能性があるとして、今年3月に安全対策を求める行政指導を行ったほか、前の所有者側に弁明の機会を与えたものの十分な回答が得られなかったため、より強い「措置命令」を出したということです。

市は、6月30日までに安全対策の計画書を出すよう命じています。

今後、命令に従わなかった場合、市と県はより強い「行政代執行」を視野に入れて対応を協議していくということです。

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