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石川県で宿泊型ボランティア受け入れ開始 長時間の活動ができるよう“1泊2日”で 能登半島地震57日目

2024年2月26日 16:19
石川県で宿泊型ボランティア受け入れ開始 長時間の活動ができるよう“1泊2日”で 能登半島地震57日目
能登半島地震の発生から57日目となりました。石川県では長時間のボランティア活動ができるよう被害が大きかった被災地の近くに宿泊拠点を設置し、26日から宿泊型のボランティア受け入れを開始しました。中継です。

ボランティアの宿泊拠点が設置される穴水町です。この場所は廃校になった中学校の体育館なんですが、いっぱいにテントが張られています。この施設でのボランティアの宿泊が26日から始まります。

石川県が初めて受け入れる1泊2日型のボランティアは26日に被災地に入り、珠洲市と穴水町で合わせて42人が活動しました。

長野からボランティア「今回泊まりで少しでも作業時間長くなるならと思って参加させていただいている」

東京からボランティア「東京から夜行バスできました。せっかく来るなら2日くらいやりたいと思ったので、しっかり十分力になってあげることができるかなと」

これまで県が受け入れていたボランティアは金沢市からバスで片道3~4時間かけて日帰りで往復しており、現地で数時間しか活動できていませんでした。

その対策として26日に設置されるのが、ここ「奥能登ベースキャンプ」です。こちらの体育館のほかにも、使われていない教室にダンボールベッドも設置されています。

また、この体育館には書道作品が飾られています。被災した能登町の高校の書道部が書いたもので、全国から駆けつけてくれたボランティアに感謝を伝えたいと書かれたものだということです。

ボランティアは26日は夕方5時まで活動を行い、まもなく、こちらのベースキャンプに入ります。

ボランティアの活動が増えることで日常生活の再建が進むことが期待されます。