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「銀行口座が犯罪に使われている」約6000万円分の暗号資産だましとられる 三重

2024年8月15日 19:04

三重県の60代の男性が警察官を名乗る男らに「あなたの個人情報が洩れ銀行口座が犯罪に使われている」とだまされ、総資産を確認する必要があると言われて指示されるままに約6000万円分の暗号資産を購入し、だまし取られる事件がありました。

今年5月ごろ、三重県伊賀市に住む60代の男性の自宅に、警察官や検察官を名乗る男らから「あなたの個人情報が洩れ銀行口座が犯罪に使われている」「総資産を確認する必要がある」などと電話がありました。

「あなたの無実を証明するために捜査している」と言われた男性は、指示されるままに約6000万円分の暗号資産を購入し、9回にわたり不正とみられるアプリを通じて送信しだまし取られたということです。

その後、男らと連絡が取れなくなった男性が不審に思い、警察に相談したことで事件が発覚しました。

6000万円の被害は三重県では今年に入って最大額で、警察では組織的なグループの犯行と見て、暗号資産の流れなどについて捜査を進めています。

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