雑誌記者・辻出紀子さん不明から25年 両親らが情報提供よびかけ 三重・伊勢警察署
三重県伊勢市で雑誌記者の女性が行方不明になってから25年がたった24日、女性の両親らがチラシを配り、情報提供を呼びかけました。
雑誌記者の辻出紀子さんは、24歳だった1998年11月24日の夜、勤務していた伊勢市の出版社で仕事を終えた後、行方がわからなくなりました。
通勤で使っていた車が残されたままになっていたことなどから警察は、事件に巻き込まれた可能性が高いと見ています。
毎年、行方が分からなくなった日に合わせ情報提供を呼び掛けていて、25年となった24日も、辻出さんの両親や警察官ら20人余りが伊勢市内の商業施設で約1000枚のチラシを配りました。
去年寄せられた2件の情報に有力なものはなく、年を追うごとに手掛かりが掴みにくくなっていますが、警察は粘り強く捜査を続けるとしています。