「国際ロマンス詐欺」や「SNS利用投資詐欺」の被害総額17億円 オレオレ詐欺などの3倍 岐阜県警が注意喚起
岐阜県警は、新しい手口を使う「国際ロマンス詐欺」や「SNS利用投資詐欺」が目立ってきていることをうけ、注意を呼びかけています。
岐阜県警の定義では、「国際ロマンス詐欺」は外国人を名乗りSNSなどで非対面でやり取りし恋愛感情や親近感を抱かせ現金などをだまし取る手口。「SNS利用投資詐欺」はSNSなどで被害者に投資を勧め、投資名目で現金などをだまし取る詐欺です。
いずれも被害が複数回に及び長期間で高額になる特徴があり、岐阜県内で2023年の被害は150件総額17億407万円に達しました。オレオレ詐欺など特殊詐欺被害287件5億8227万円と比べると被害額の多さが際立っています。
1件当たりの被害の最高額は国際ロマンス詐欺が7700万円、SNS利用投資詐欺が2億900万円にのぼったということです。
警察は「面識のない人から恋愛感情や親近感を抱かせるような話があれば注意し、投資やお金の話が出たら詐欺を疑って」と呼びかけています。