トヨタ自動車は型式指定の認証不正問題で6月から生産を停止している「ヤリスクロス」など3車種について来月2日から再開すると明らかにしました。


トヨタ自動車によりますと9月2日から生産を再開するのは、「ヤリスクロス」「カローラアクシオ」「カローラフィールダー」の3車種です。

3車種は、車の量産に必要な型式指定の認証不正で国土交通省の指示を受け、6月から生産・出荷を停止していました。

7月末に、国交省の指示が解除されたことと、生産に向けて、部品などの準備が整ったことからおよそ3か月ぶりに再開するということです。

3車種は宮城大衡工場と岩手工場で生産されていて、トヨタ自動車は「品質・安全を最優先に誠心誠意、取り組んで参ります」とコメントしています。

一連の認証不正問題をめぐりトヨタ自動車は、再発防止策を国交省に提出していました。