帰宅途中の男性を“バット”で殴り殺害しようとした罪 男が起訴内容認める 名古屋地裁
おととし12月、名古屋市中川区の路上で、帰宅中の男性をバットのようなもので複数回殴り、殺害しようとした罪に問われている男の初公判が開かれ、男は起訴内容を認めました。
起訴状などによりますと、東京都豊島区の大学生、松下直寛被告は、おととし12月、名古屋市中川区の地下鉄高畑駅近くの路上で、徒歩で帰宅途中の当時22歳の男性をバットのようなもので複数回殴り、殺害しようとした罪に問われています。
男性は、頭蓋骨を折るなどの大けがをしました。
4日、名古屋地裁で開かれた初公判で、松下被告は起訴内容を認めました。
続く冒頭陳述で、検察側は、「高校時代にいじめられた恨みを晴らすために殺害を決意し、当時の同級生を待ち伏せしていたところ、全く別の人物を同級生と勘違いして犯行に及んだ」などと指摘しました。
一方、弁護側は、「高校時代のいじめにより、犯行当時、統合失調症を患っていた」などと主張しました。
最終更新日:2025年2月4日 16:45