廃棄物軽減 物流大手が岐阜市の企業と事業連携
物流業界の廃棄物を軽減するため、物流大手が岐阜市のスタートアップ企業と事業連携します。
7日、岐阜県庁で共同プロジェクトを発表したのは、物流大手のセイノーホールディングスと岐阜市のスタートアップ企業「スペースワスプ」です。
廃棄物として処分に困っている木製パレットを、スペースワスプが引き取り独自の技術で製造して、セイノーホールディングスの東京オフィスにサイドテーブルとして導入するということです。
スペースワスプは、岐阜市に3年前に誕生した植物廃棄物からサステナブルな内装空間を作る会社で、セイノーホールディングスは今後、寮の家具などに活用を検討しているということです。
セイノーホールディングスの河合秀治オープンイノベーション室長は「処理費用がかかり行き場がないパレットは運輸業界共通の課題だと思う。地元の企業とのタッグに期待している」と語りました。