名古屋で道路の陥没による事故が起きました。

６日、名古屋市緑区の陥没した道路に車がはまり、動けなくなりました。すぐ側では、水道管の交換工事のため、穴が掘られていたということです。

これは、事故にあった車のドライブレコーダーの映像です。道路を走行していると、突然、車がストップ。

映像をよくみると、道路に穴が。運転手はよけようとしますが、はまってしまったのです。

名古屋市上下水道局によると、すぐ近くでは水道管の工事のため、もともと大きな穴をあけ鉄板がかけられていました。

今回の事故は、敷かれた鉄板と穴の境目の部分がなんらかの原因で崩れたということです。

車は左前輪が穴にはまり、一時動けない状態となりましたが、約3時間後に引き上げられました。

運転していた男性はー。

「車道の左側に50センチぐらいの穴が開いていて、前の車がよけて通っていた。自分もその穴をよけようと思って、右側に移動したところ、穴に落ちてしまった。長い間工事していて、ほぼ毎日通っていたので、心配はしてなかったです」

男性は車から出ていて、この事故によるけが人はいませんでした。

陥没した道路の隣の車線では、去年4月から、老朽化した水道管を更新する工事が行われていたということで、陥没との関連について、調べています。

事故の影響で、周辺の道路は通行止めになり、迂回措置がとられています（６日午後３時半時点）。