架空の自動車販売取引の仲介を依頼し、約8500万円をだまし取ったとして、名古屋トヨペットの元社員の男が再逮捕されました。

詐欺の疑いで再逮捕されたのは、名古屋トヨペット元社員、渡辺昌彦容疑者（47）です。

警察によりますと渡辺容疑者は、去年11月、名古屋市緑区の会社に対して、架空の自動車販売取引の仲介を依頼し、約8500万円をだまし取った疑いがもたれています。

調べに対し、渡辺容疑者は「金額と日時は定かではないですがそういうことをしました」と容疑を認めているということです。

渡辺容疑者は、別の会社から同様の架空取引で金をだまし取ったとして、8月に逮捕されていました。

約5年間で少なくとも4億円を受け取り、そのうち5000万円以上をキャバクラでの遊興費などに使っていたとみられていて、警察が調べをすすめています。