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他人の電子決済サービスを不正使用しゲーム機だましとった疑い 中国籍の大学院生の男を再逮捕 愛知県警

2025年1月9日 13:58
他人の電子決済サービスを不正使用しゲーム機だましとった疑い 中国籍の大学院生の男を再逮捕 愛知県警

他人の電子決済サービスを不正に使用して、ゲーム機をだましとったとして、中国籍の大学院生の男が再逮捕されました。

詐欺の疑いで再逮捕されたのは、中国籍の大学院生・王瑋鵬容疑者(27)です。

警察によりますと、王容疑者は他の者と共謀し、去年7月、大阪府のレンタルビデオ店で、山形県に住む43歳の男性名義の電子決済サービスを使い、ゲーム機9台など、約37万円分をだまし取った疑いが持たれています。

王容疑者は偽のサイトで商品を購入した男性に対し、「商品が欠品したため電子マネーで返金したい」などと言い、LINE通話中に男性に画面を共有させ、電子決済サービスのコード決済画面を盗みとったとみられています。

調べに対し、「覚えていないので分かりません」と容疑を否認しているということです。

王容疑者は、豊田市に住む男性の名義でも、同様の手口で商品をだましとったなどとして、逮捕されるなど、他県警もあわせて、今回が7回目の逮捕で、だましとった商品の転売を繰り返し、これまでに3000万円以上の収益を得ていたとみられています。

コード決済画面の第三者への共有は、企業側が規制を進めていますが、詐欺被害が減少していないことから、警察は新たな手口が出てきている可能性があるとして、注意を呼びかけています。

最終更新日:2025年1月9日 13:58
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