特殊詐欺被害額1年で12億4000万円以上 岐阜県過去最多に迫るワースト2の被害額
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岐阜県警は、10日、2024年(1年間)の犯罪情勢を発表しました。
岐阜県警のまとめによりますと、刑法犯の認知件数は1万1973件、検挙件数は4802件といずれも前年より微増となり、コロナ前の2019年の水準に戻りつつあるということです。認知件数は、全国の傾向同様3年連続の増加となっています。
架空料金請求やオレオレ詐欺などの特殊詐欺の認知件数は35%増の389件。被害額は12億4000万円以上にのぼりました。
2014年に記録した過去最多の額と約4000万円しか変わらず、2003年に統計を取り始めて以来、ワースト2の被害額になっています。
近年、危機感の高まる「SNS型投資詐欺」「ロマンス詐欺」の被害額は26億7000万円以上に達しました。
ほかの罪種別では殺人、強盗、放火などの「重要犯罪」が166件と前年比約60%増となりました。
中でも不同意性交は、21件増の49件。不同意わいせつは、39件増の82件と増え県警は「性被害を相談をしやすい環境が整ったため」とみています。