26日夜、名古屋市昭和区で、岐阜県警の警察官6人に催涙スプレーを噴射したとして33歳の男が逮捕されました。警察官らは目の痛みなどを訴え、全員が救急搬送され、軽傷とみられています。

　公務執行妨害の疑いで現行犯逮捕されたのは、住居不詳、自称・自動車販売業の大野翔平容疑者（33）です。

　警察によりますと、大野容疑者は26日午後10時15分ごろ、名古屋市昭和区川名町のアパート出入り口付近で、警察官に催涙スプレーを噴射する暴行を加え、職務の執行を妨害した疑いがもたれています。

　被害にあったのは、岐阜県中警察署の40代と20代の男性警察官5人と20代の女性警察官の計6人で、捜査のため大野容疑者に任意で事情を聴いていたところ、いきなり催涙スプレーを噴射されたということです。

　６人は目の痛みなどを訴え、全員救急搬送されました。いずれも軽傷とみられています。

　調べに対し、大野容疑者は否認しているということです。