「ラリージャパン」コースに進入、競技を妨害した疑い 会社員の男(42)を逮捕 “安全確保が不十分”で実行委員会が罰金も 岐阜・恵那市
威力業務妨害の疑いで逮捕されたのは、愛知県東海市の会社員・須田真吾容疑者(42)です。
警察によりますと、須田容疑者は去年11月、岐阜県恵那市で行われていた「ラリージャパン2024」のコースにワゴン車で進入し、競技車両の直前に停車するなどして競技を妨害した疑いがもたれています。
調べに対し、須田容疑者は容疑を否認しているということです。
当時コースへの立ち入りは規制されていて、須田容疑者はコースを約600メートル逆送したうえ、スタート地点では競技車両の直前で約10分間車を止めたとみられています。
この影響で、レースに参加する予定だった43台のうち、7台目以降のスタートが中止となっていました。
大会の実行委員会は主催のFIA(国際自動車連盟)から、安全確保が不十分だとして罰金を科されていて、去年12月18日、警察に被害届を提出していました。