新たな大規模地震が発生する可能性が相対的に高まっているとして、気象庁は8日、南海トラフ地震臨時情報「巨大地震注意」を初めて発表しました。東海道新幹線の一部区間で速度を落として運転するなど影響が出ています。

　南海トラフ地震臨時情報「巨大地震注意」が初めて発表、名古屋駅前で街の人たちの反応は・・。

「知らなかったです。そういうのがあるんだなと初めて知りました」

「結構心配ですね。すぐに地震が来そうだなと思って。避難場所とか確認しないとなと思いました」

「防災グッズをネットで買って置いてあるんですけど、賞味期限とか全然見てなくて再度確認しないといけないなと思いました」

　名古屋市内のスーパーマーケットでは、飲料水など備蓄品を求める客の姿が見られました。

　お客さん：
「注意情報になったので買いに来たって感じですね。水で溶けるおかゆとかそういうようなものを買えたらなと。そのうちなくなっちゃうんじゃ ないかなって不安がありまして」

　JR東海は、三河安城駅と三島駅の間で速度を落として運転するため、今後1週間程度は10分以上の遅れが発生する可能性があると発表しました。

　気象庁は、普段から行っている地震への備えを再確認してほしいとしています。