さいたま市の郵便局員の男が別の郵便局員を名乗り、名古屋市の８０代の男性から通帳とキャッシュカードをだまし取ったなどとして逮捕されました。

詐欺などの疑いで逮捕されたのは、さいたま市の郵便局員・小林英司容疑者（３９）です。

警察によりますと、２０２４年６月、小林容疑者は他の者と共謀し、名古屋市の８０代の男性に対し「新しい口座にかえる必要があるためカードを預かる」などとウソを言い、通帳１枚、キャッシュカード２枚をだましとったなどの疑いがもたれています。

小林容疑者は自分とは別の郵便局員になりすまして、被害者の家を訪れていたということです。

男性の口座からは計１００万円が引き出されていて、男性が警察へ通報し、事件が発覚しました。

小林容疑者は調べに対し「間違いありません」と容疑を認めているということです。