名古屋市「オーガニック給食」新メニュー開発へ 市議会で「オーガニックデー」実施の提案

名古屋市は10日に開かれた市議会で、小学校で提供される「オーガニック給食」に新たなメニューを追加し、「オーガニックデー」を実施する方針であることを示しました。
「オーガニック給食」は、名古屋市の小学校で2021年から実施されていて、2024年度は化学肥料や農薬を使わずに栽培された米や果物が4回提供されました。
10日に開かれた市議会で、浅井正仁市議は、オーガニック野菜を使ったコロッケを追加し、有機栽培の米やバナナなどのメニューをそろえた「オーガニックデー」を実施することを提案しました。
これに対し、坪田知広教育長は「食育の推進にもつながることから、学校給食の目的にかなうものだと認識している」と述べ、おかずの開発を進め、毎年2月に実施する方針を示しました。
市は2026年の実施を目指して、有機カボチャを使ったカボチャコロッケの開発を進めていくということです。