“負ければ八冠陥落” 藤井八冠・現在1勝2敗 叡王戦第4局を前に「検分」
Q:どのような環境で育って、将棋に対する集中力を養ったのか
藤井聡太八冠:
「私が将棋を好きになってからは両親が地元の将棋教室を探して連れて行ってくれたり、大会にも連れて行ってくれたりして私の興味を伸ばすように、サポートしてくれたのかなと思います」
幼い頃を振り返り、両親のおかげで高い集中力が身についたと話しました。
その集中力が問われる大一番が迫っています。
31日に迫った「叡王戦五番勝負第4局」。タイトル防衛をかけた藤井八冠に挑戦者で同い年の伊藤匠七段が挑みます。
先に3勝した方がタイトル獲得、ここまで1勝2敗の藤井八冠は八冠陥落の危機。
“絶対に負けられない対局”を前に30日は駒などを確認する「検分」が行われました。
相手に先にタイトル王手をかけられるのは今回が初めての藤井八冠。ここが正念場となります。