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“最強寒波” 第2のピークへ 岐阜市街地でも雪&路面凍結 8日にかけて警報級の大雪になる恐れ

2025年2月7日 18:32
“最強寒波” 第2のピークへ 岐阜市街地でも雪&路面凍結 8日にかけて警報級の大雪になる恐れ
7日朝の岐阜県高山市。午前10時時点で、38センチの積雪が観測されました。

観光名所の陣屋前の朝市では、雪のため、いつもより出店の数が激減。地元の人にとっても予想以上の雪のようです。

世界遺産に登録されている合掌造り集落がある白川郷。7日午前9時の時点で260センチの積雪が観測されています。

多くの外国人観光客も訪れていますが…。

白川郷観光協会 比護隆之事務局長:
「今回の大雪の影響で交通障害がおきていて、高速道路だったり、下道も通行止めになる区間もあるのでお客さまの安全を考えて(路線バスを)運休にしている」

路線バスが運休となっていることから、観光客の数が、普段の3分の1ほどまで減少しているといいます。

白川郷観光協会 比護隆之事務局長:
「当然人が来なければ売り上げが落ち込むのも間違いないのかな」

気象台によりますと、東海地方では、7日夜から8日にかけて、雪雲が同じ場所に流れ込み続けた場合には、警報級の大雪となる恐れがあるということです。

影響は山間部だけではなく、岐阜市内でも。

7日朝の岐阜市の最低気温は -1.7℃と厳しい冷え込みとなりました。路面も凍ってしまい転倒してしまう男性や、8日に大雪が見込まれることから影響を心配する学生も。

今後の大雪に備え、7日午前、気象台と中部地方整備局などによる緊急の記者会見が開かれました。

名古屋地方気象台 吉村香さん:
「岐阜県ではこれまでの大雪で積雪の方が多くなっている所があります。強い冬型の気圧配置はこの後も9日にかけて続く見込みとなっておりまして(岐阜県では)特に8日を中心に警報級の大雪となる見込みとなっています」

気象台は、大雪や路面の凍結による交通障害に警戒し、電線や樹木への着雪、雪崩に注意するよう呼びかけています。

最終更新日:2025年2月7日 18:32
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