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JR亀崎駅の「おとなり酒場」が好評 国内最古の木造駅舎を眺めながらの特別な一杯を 地酒「敷嶋」の酒蔵が提供 

2024年10月17日 16:57
JR亀崎駅の「おとなり酒場」が好評 国内最古の木造駅舎を眺めながらの特別な一杯を 地酒「敷嶋」の酒蔵が提供 
JR亀崎駅の「おとなり酒場」(亀崎Kamos提供)

愛知県半田市のJR武豊線「亀崎駅」で、金・土・日曜と祝日限定で開催されている立ち飲みイベント「亀崎駅おとなり酒場」が人気を集めています。亀崎駅は国内最古の木造駅舎といわれ、今も現役として稼働しています。日本酒「敷嶋」の杯を傾けながら、歴史ある駅舎を眺める趣向が好評で、地元住民だけでなく県外から訪れた乗客らを楽しませています。


イベントのきっかけは、伊東合資代表の伊東優さん(39)が今年2月、亀崎駅の現存の姿をこのまま残したいと考え、地域活性化のための駅にしたいとJR東海に相談したこと。スタッフの1人は「1日100人訪れることもあり、やってみて良かった」と笑顔を見せています。


酒場で提供されている敷嶋は、1788年から醸造が開始され、亀崎地区の酒蔵の中でも代表的な存在でした。しかし2000年に酒蔵が廃業し、敷嶋を伊東さんが21年に引き継ぎ醸造を再開しました。


亀崎駅の空きスペースを酒場とした今回のイベントでは、日本酒の敷嶋のほか、敷嶋を使ったカクテルや、地元にゆかりの深い食材を使ったおつまみを楽しめます。今月20日までの金・土・日曜の開店で、午後2時から午後8時半の営業となっています。

今回のイベントに携わった関係者は「今回と同様のイベントを、駅舎を有効活用したかたちで実施し、町の活性化につなげたい」と話しています。

このイベントは今回限りということで、次回の予定などは未定ということです。

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