空港で勤務する職員の旅客への対応力を向上 職質のプロが植物防疫所の職員らを指導
11日、空港で勤務する職員の旅客への対応力を向上するため、優れた知識や技能を伝える警察庁の指導官が声のかけ方などを指導しました。
この取り組みは、空港で勤務する職員の旅客への対応力を向上するために行われたもので、国内持ち込み禁止の植物の検疫などを行う名古屋植物防疫所の職員ら約20人が参加しました。
職務質問の専門的な技能を持ち、「警察庁指定広域技能指導官」である愛知県警本部地域総務課の切江政文警部が講師を務め、ロールプレイングを交えて声のかけ方などを指導しました。
愛知県警本部地域総務課 切江政文警部:
「人と人とのやり取りですので、いかに相手を刺激せずにこちら の主導で声かけから所持品検査、 持ち込み禁止の物を発見できるまでのスムーズな職務を教えたかったし、そうした対応ができるようになってくれたらうれしいなと」
国内に持ち込みが禁止されている果物や野菜は、植物防疫所のホームページから、肉類や「ジャーキー」などの加工品は動物検疫所のホームページからそれぞれ確認することができます。