×

インターネット関連会社 雇用調整助成金約2億3900万円を不正受給 愛知労働局が発表した助成金の不正受給では今年最高額

2024年8月21日 21:18

愛知県岡崎市のインターネット関連会社が、新型コロナの影響で事業を縮小した企業への助成金約2億3900万円を不正に受け取っていたことがわかりました。

愛知労働局によりますと、助成金を不正受給していたのは、ウェブシステムの開発などを行う、岡崎市の「ライフアークシステム」です。

2020年4月から去年3月までの間、従業員の研修を実施したと虚偽の申請をして、雇用調整助成金約2億3900万円を不正に受け取ったということです。

愛知労働局が発表した助成金の不正受給では今年最高額です。

労働局は「ライフアークシステム」への助成金の支給を6月から取りやめ、一部はすでに返還されているということです。

また、名古屋市の「東山ガーデン」も雇用調整助成金など約6100万円の不正受給を行っていたことがわかりました。

東山ガーデンは、名古屋港水族館の飲食店などを運営するほか、中川運河や堀川のクルージング事業を名古屋市から委託されています。

従業員を休業させたと虚偽の申告をしていて、一部は返還されているということです。

中京テレビのニュース