支援届かぬ避難所で住民らが協力 食事やトイレをどう乗り切る 石川・珠洲市
震災から5日目。避難所は今どうなっているのでしょうか。
珠洲市内のこちらの避難所では多いときで約800人が集まり、現在も600人ほどが避難を続けています。当初支援物資は全く届かなかったといいますが・・・
避難所の運営 多田進郎さん:
「最初は個人個人のものを持ち寄って、それから町内のスーパーなどが寄付してくれた」
それぞれが食材を調達し、しのいだといいます。
そして、断水が続いていたトイレにも工夫が。
避難所の運営 多田さん:
「下水のマンホールのフタを開けて、つぶれた家の洋式(便座)を外して持って来てくれた」
Q:マンホールの上に置いて?
多田さん:「だからたまってこない」
住民らが協力する避難生活。ただ一方で。
避難所の運営 多田さん:
「ピンポイントまでいかないと、電話が通じない」
震災から5日目。今も日常とはほど遠い生活を余儀なくされています。