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「オール三重」で取り組む商品開発 異業種連携で14商品と11レシピが誕生 三重県

2024年1月29日 18:28

地域や業種を越えて、県全体で連携しながら商品開発や新たな価値の創造に取り組む「オール三重プロジェクト事業」。

三重県が推進するこのプロジェクトでは、実践に向けたワークショップが開催されていますが、そこに参加した14の食関連事業者と6つの伝統産業・地場産業事業者が実際に商品開発等に取り組んだ結果、14個の新商品と11品のアレンジレシピが誕生しました。

新たに開発された14個の新商品は、建具に使用される組子細工の技術で作られたキーボルダーや、左官職人と建具職人がコラボした手のひらに乗るサイズの消臭&調湿オーナメントなど、異業種のコラボレーションでありながらも、地域や環境に配慮した「エシカル消費」に着目して開発。

11品のアレンジレシピは、料理家兼インスタグラマーの植木俊裕氏と参加事業者が考案。伊勢うどんを汁なし担々麺にアレンジした「汁なし担々伊勢うどん」や、県内で捕獲した野生鹿のつみれをミートボールにアレンジした「鹿肉ミートボールの甘辛つくね焼風」など、地元の特産品をアレンジしたレシピが開発されました。

このプロジェクトを担当する三重県の県産品振興課は、開発した商品やレシピについて実際に販売やPRを行う場所を提供するとしており、今後は県内外の十店舗やオンラインショップでの販売、雑誌「Pen」での特集記事の掲載などが予定されているということです。

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