去年1年間の自殺者は2万1584人 2年ぶりに前の年と比べて増加
全国で去年1年間に自殺した人は2万1584人で、2年ぶりに前の年と比べて増加しました。
厚生労働省によりますと、去年1月から12月に全国で自殺した人は前の年から577人増えて2万1584人となりました。
男女別では男性は1万4543人で13年ぶりの増加、女性は7041人で3年ぶりに減少しました。
また、自殺の原因についてはうつ病などの「健康問題」が最多となっているほか、失業者の自殺者の数が増えているということです。
厚労省は「コロナ禍が続いていることや著名人の自殺などが影響を与えている可能性がある」としています。