西武池袋線などで運転見合わせ 再開は午後3時以降の見込み
西武池袋線で8日朝、電車のパンタグラフに作業用のネットのような飛来物が引っかかり、架線が損傷しているのが見つかりました。池袋線の一部などで運転を見合わせが続いています。池袋駅から中継です。
西武鉄道によりますと、8日午前8時前、西東京市にある保谷駅のホームで、準急電車のパンタグラフに工事現場の足場に使うネットのようなものが絡まり、パンタグラフが破損しているのが見つかりました。
電車は保谷駅の手前から飛来物をパンタグラフに巻き込んだまま走行したとみられ、架線も数か所損傷し、電気が送れなくなったことなどから運転ができなくなったということです。
西武鉄道ではこの影響で、池袋線の池袋駅から所沢駅間、西武有楽町線と豊島線の全線で運転を見合わせています。
西武鉄道は架線を取り換えるなどして復旧作業を進めていますが、運転再開は午後3時以降になる見込みです。