里見女流五冠 プロ編入試験に挑戦 女性初「棋士」目指し
女性初の「棋士」を目指す将棋の里見香奈女流五冠のプロ編入試験・第1局が大阪の関西将棋会館で始まりました。
対局が始まる20分前、落ち着いた面持ちで対局室に入った里見香奈女流五冠。
ことし5月、棋士を相手に10勝4敗の成績を達成し、男女の区別なく競う「棋士」になるための編入試験受験資格を獲得しました。
初戦となる18日は午前10時に徳田拳士四段との対局が始まり、後手となった里見女流五冠は、飛車を中央に振る得意の「中飛車」で戦いに臨んでいます。
持ち時間は1人3時間で、決着は夕方以降になるとみられます。
里見女流五冠は女性初の「棋士」を目指し5人の棋士との対局を行い3勝で合格となります。