これからしばらく、どこで大雨が降ってもおかしくないような状態が続きそうです。

10日（水）夜に大雨となっているのは中国地方です。線上に発達している危険な雨雲があります。この雲の下、10日夜7時20分までの1時間に島根県浜田市波佐では78.5ミリの非常に激しい雨が降りました。

このあと梅雨前線が南に下がりそうです。11日（木）朝にかけて中国地方には次々に発達した雨雲がかかるでしょう。

その後、前線は更に南下します。午後は太平洋側を中心に雨が降り、夜には一旦雲が途切れますが、12日（金）には再び九州に発達した雨雲が進んできそうです。

予想雨量は11日夕方までの多いところで九州北部、東海で180ミリ、中国、東北で150ミリ、北陸、近畿で120ミリとなっています。九州北部は12日にかけてさらに雨量が増えるでしょう。

大雨による災害に厳重な警戒を続けてください。

このあと、西日本から東日本の天気の傾向ははっきりとしています。15日（月）まで雨が降るでしょう。そして、来週半ばには晴れマークがついています。来週半ば以降、梅雨明けの発表があるかもしれません。