山の遭難“急増”オンライン登山届「コンパス」活用スタート 埼玉県警
山での遭難の急増を受けて埼玉県警がオンラインの登山届の活用を始めます。
埼玉県では去年、登山客の遭難が82件と過去最多になりました。
県警では、これまで名前や連絡先、登山計画などを記入する登山届を登山口などで受け付けていましたが、手書きが中心で面倒という声が多く、去年の遭難者の提出率は約20パーセントでした。
これを受け、県警は「日本山岳ガイド協会」が運用するオンラインの登山届「コンパス」の活用を始めました。
登山客には登山届の提出が必要という意識を持ってもらい、情報を迅速な救助に役立てたいとしています。