東京感染者 先週の2倍以上に増加 都担当者「7日間平均の推移は増加傾向」「あす以降、注視必要」
ゴールデンウイーク最終日の7日に発表された新型コロナウイルスの新たな感染者は全国で1万4436人、東京都で2345人でした。
厚生労働省によりますと、7日午前0時までに報告された全国の新たな感染者は1万4436人で、先週日曜日と比べて7682人増えました。
また、全国で亡くなった方の報告は9人で、重症者は前の日と変わらず74人でした。一方、東京都内の新たな感染者は2345人で、先週日曜日と比べて1369人増えています。
東京都で、先週日曜の976人の2倍以上に増えたことについて、都の担当者は、「一般的に考えると、祝日で、休診していた医療機関が、きのうは通常の土曜日として診療を再開したことで、検査数が増えたことも考えられる。しかし、7日間平均の推移をみると増加傾向にあるので、連休明けのあす以降、注視していく必要がある」としています。
一方、8日から、感染症法上の位置付けが、季節性インフルエンザなどと同じ「5類」に引き下げられますが、「密を避ける、手や指の消毒、換気など基本的な感染症対策を続けて欲しい」と呼びかけています。