群馬県伊勢崎市で飲酒運転のトラックが乗用車に衝突し、家族3人が死亡した事故で、遺族らは今週末、危険運転致死傷の適用を求めて署名活動を行います。

この事故は今年5月、群馬県伊勢崎市で、鈴木吾郎被告が運転するトラックが反対車線に飛び出して乗用車に衝突し、乗用車に乗っていた塚越湊斗ちゃんと父親の寛人さん、祖父の正宏さんが死亡したものです。

鈴木被告は酒を飲んで運転し、事故を起こしたとみられていますが、前橋地検は先月、飲酒運転については「継続捜査中」だとして、危険運転致死傷罪より法定刑の軽い過失運転致死傷で起訴していました。

これに対し、遺族は危険運転致死傷罪へ訴因を変更するよう求めていて、今週末、群馬県前橋市で行われる「前橋まつり」の会場で署名活動を行うということです。

当日は、速度超過の車に追突され、夫を亡くした「高速暴走・危険運転被害者の会」の佐々木多恵子共同代表なども参加する予定です。

▼時間
10月12日（土）～13日（日）午前10時～午後3時まで

▼場所
「前橋まつり」イベントステージ広場横　千代田通り側　群馬県前橋市千代田町4丁目11-1付近

遺族はオンラインでの署名も募集しているということで、協力を呼びかけています。

（オンライン署名のURL　https://chng.it/J4LMTFvtQP）