上皇ご夫妻 京都三大祭り「葵祭」行列を初めてご覧に 笑顔で拍手をおくられる場面も
16日、京都三大祭りのひとつ「葵祭」の華やかな大行列が青空のもと行われ、上皇ご夫妻が初めてご覧になりました。
上皇ご夫妻は16日午前、「葵祭」の「路頭の儀」を京都御苑で観覧されました。15日の開催予定が、雨の影響により16日に延期されたものです。
ご夫妻は、平安装束に身を包んだ人たちの大行列がスタートする地点で見守り、祭りのヒロインである十二単姿の「斎王代」が通ると笑顔で拍手をおくられました。
行列が行われるのはコロナ禍の影響により4年ぶりで、ご夫妻は、「準備にはご苦労がありましたね」とねぎらい、「今日はお天気が良くて、今までの苦労がむくわれましたね」と喜ばれていたということです。
終了後は、観覧していた人たちに何度も手を振り、別れを惜しまれました。午後には奈良へ移動されます。