東京都の卵子凍結費用助成 オンライン説明会の申し込みに6300人超
東京都は今年度から、卵子凍結にかかる費用の助成事業を開始していますが、この助成を受ける条件となっているオンライン説明会への参加申し込みが、6300人を超えたことが分かりました。
東京都は今年度から、子どもを望む人への支援充実のため、都内に住む18歳から39歳までの女性を対象に、卵子凍結にかかる費用を最大30万円まで助成しています。
助成を受けるには、卵子凍結の正しい知識をもってもらうために都が行うオンライン説明会に参加する事が条件となっていて、説明会はすでに43回行われています。
東京都によりますと、このオンライン説明会の申し込みが、6日時点で6300人を超えたということです。年代別では、30代が5600人を超え、全体のおよそ9割を占めているということです。
また、説明会の参加者のうち、すでに1125人が助成事業への申し込みを行っているということで、これは当初の都の想定の3倍以上だということです。
都の担当者は、「とても関心が高いと感じている」としています。