和歌山「まん延防止」適用 国に初要請
新型コロナウイルスの感染が拡大している和歌山県は、国に対し、まん延防止等重点措置の適用を初めて要請しました。国は、3日にも適用地域への追加を決定する方針です。
和歌山県内の新規感染者は、1月28日に過去最多を更新し、1日も過去3番目に多い480人の感染が判明するなど、拡大傾向が続いています。
こうした状況を受け、県は、2日午前に開いた対策本部会議で、重点措置の適用を国に要請することを正式に決定し、国に伝えたということです。対象は県内全域で、飲食店への時短要請などが主な措置となる見通しです。
国は、3日にも適用地域に追加することを決定する方針で、和歌山県に初めて重点措置が適用されます。これで重点措置の適用地域は35都道府県に拡大することになります。