“迷いクジラ”死骸 埋設に向け引き揚げ 大阪
大阪湾に迷い込んだクジラの死骸が22日午前、陸に引き揚げられ、土に埋めるための作業が進められています。
午前10時すぎ、吉村知事や府の職員などが見守る中、クレーンを使ってクジラが港へ引き揚げられました。
先月から大阪湾で目撃情報が相次いでいたクジラは、およそ1か月にわたって堺市の堺泉北港にとどまっていましたが、19日、死んでいるのが確認されました。
大阪府はクジラの死骸について堺市西区にある廃棄物処理場で土に埋めて処理することを決めていて、これから、専門家によって死骸の解剖を行った後、土に埋めるための準備が進められます。
大阪府は、1年から2年ほど埋めた後、骨格を取り出し、大阪市立自然史博物館に提供することを検討しています。