大型で強い台風第6号は、3日22時には宮古島の北北西にあってほとんど停滞しています。今後、進路を東に変えて4日は沖縄地方に再び接近し、5日には沖縄地方や奄美地方にかなり接近する見込みです。沖縄県宜野湾市の現在の様子を、岩松祐希記者が中継で伝えます。

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私はいま沖縄の中部にある宜野湾市に来ています。さきほどまで強い風が吹いていて、その影響でしょうか、4メートルほどの木が幹の途中で折れてしまっています。

また、先ほどまでこちら一帯停電していたんですが、順次復旧が進んでいて、住宅の明かりなどがいくつも見えるようになってきました。

一方で、交差点の信号を見るとすべて消えていて、住民のかたによると2日前からこの状態だということです。3日午後10時55分現在、県内の7万7000戸あまりで停電が続いていて、沖縄電力は5日までには大方の復旧を終えたいとしています。

また、宜野湾市内では断水が続いていまして、話を伺った人からは「トイレが利用できないのが困る」「飲み水が足りない」などといった声が聞かれました。

生活に大きな影響が出ています。