東京で8805人感染 重症者用病床使用率は36.1%
東京都内で新たに8805人の新型コロナウイルスへの感染が確認され、4週間ぶりに1万人を下回りました。
東京都内の新たな感染者は8805人で、先週月曜日から1529人減少し、先月24日以来4週間ぶりに1万人を下回りました。
直近7日間の感染者数の平均は1万4586.4人で、前の週の94.4%となり、10日連続で100%を下回っています。
また、オミクロン株に対応した重症者用病床の使用率は、36.1%に上昇しました。
一方、1日に確認された死者数としては、過去2番目となる30人の死亡が確認されました。うち、3分の2は高齢者施設や病院で施設内感染していました。
都の担当者は「感染拡大のスピードは鈍化しているが、感染者数の増加に遅れて重症者や死者が増える」とし、改めて、施設や家庭での高齢者への感染防止対策の徹底を呼びかけました。