東京都内で新たに1万7331人の新型コロナウイルスへの感染が確認され、8日連続で前の週の同じ曜日の人数を下回りました。一方、新たに21人の死亡が確認され、今年に入っての最多人数を2日連続で更新しています。

東京都内の新たな感染者は1万7331人で、先週水曜日（9日）から956人減少し、8日連続で前の週の同じ曜日の人数を下回りました。

直近7日間の感染者数の平均は1万5082.9人で、前の週の83.3パーセントとなり、5日連続で100パーセントを下回っています。オミクロン株の特性を踏まえた重症者用病床の使用率は15日と変わらず、31.5パーセントでした。

一方、新たに50代の男性1人を含む21人の死亡が確認され、今年に入っての最多人数を2日連続で更新しました。

都の担当者は、「高い感染者数が続いた影響が大きい。第5波でも、死者数は、感染者のピークを越えた後に増えた」と説明しています。

死者のうち6人は救急搬送されて、死亡後の検査で感染が判明しました。

また、高齢者施設や病院で施設内感染した人はおよそ半数の10人でした。