【石川・被害まとめ】 断水…復旧に2か月以上の見通し 漁港も被害深刻
能登半島地震から18日目。石川県内の被害状況についてまとめました。
■人的被害
石川県内で亡くなった人は17日と変わらず、「災害関連死」の14人を含めて232人となっています。そして、いまだ21人の安否がわかっていません。
■断水の状況
震災から18日目ですが、珠洲市や能登町など奥能登と呼ばれる地域を中心に6つの市や町のほぼ全域で復旧していません。七尾市では約1万8000戸が断水していて、復旧には2か月以上かかる見通しとなっています。
石川県全体で見ると、前日から約710戸の断水が解消されたものの、約5万190戸が断水していて、まだ長引くことが予想されます。(18日午後2時時点)
■漁港の被害
漁港などの被害も深刻です。石川県内には69の漁港がありますが、そのうち58の漁港が被害を受けました。輪島市や穴水町ではすべての漁港が被害を受け、七尾市でも17の漁港のうち14漁港と多くの漁港が被害を受けています。