天皇皇后両陛下は、25日、沖縄復帰50年を記念して開催されている特別展「琉球」を鑑賞されました。

天皇皇后両陛下は、25日、東京国立博物館を訪れ、沖縄復帰50年記念特別展「琉球」を鑑賞されました。

かつて琉球王国として栄えた沖縄の歴史や文化を紹介する特別展で、両陛下が展覧会を鑑賞されるのは2020年2月以来、およそ2年3か月ぶりです。

かつて首里城の正殿にあったと伝わる鐘を見た両陛下は、鐘に刻まれた「琉球が万国（世界）の架け橋となる」という銘文をのぞき込むようにして丁寧に読み、皇后さまは、戦争でついたへこみや傷について、「やはり戦争の傷ですか」と述べられたということです。

陛下は、最後に「色々な地域と交流があって独自の文化が築かれていることがよく分かりました」と話されていたということです。