先週末から梅雨前線が日本海沿岸に停滞し、10日朝は福岡県や佐賀県、大分県に線状降水帯が発生しました。10日も九州など西日本を中心に大雨となる所があるため、引き続き厳重な警戒が必要です。

今後の雨の予想です。このあとも九州北部には、再び発達した雨雲が流れ込んできそうです。10日の明け方から昼前にかけては、雨が非常に激しく降る所もあるでしょう。10日午後も日本海側では狭い範囲で雨が強まり、総雨量はさらに多くなりそうです。

予想される雨の量は、福岡県や佐賀県など、九州北部の多い所で200ミリ、東海、北陸、中国地方で100ミリとなって、さらに雨の量は増える見込みです。

西日本では、これまでの大雨で地盤の緩んでいる所があります。土砂災害や低い土地の浸水、川の氾濫などに厳重な警戒が必要です。